労災保険の申請の流れを知ろう
心の不安を取り除こう

まずは、こちらのホームページをご覧いただきありがとうございます。

こちらでは、私が労災になった際の実際の状況を元に、怪我の初期対応と労災に合ってからの手続き(書類や実際の流れ)をご紹介します。

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労災が起きたら準備する事

労災とは?

労災(労働災害)は、仕事中や通勤途中に起こる事故や疾病を指します。主に以下のようなケースが含まれます。

  • 工事現場での転落事故や重機による怪我
  • 製造業での機械による挟まれ事故
  • オフィスでの過労による病気
  • そして交通事故などが典型的です。

※最近では精神的な症状も、一定の条件をクリアすれば労災認定される傾向があります。

心理的負荷による精神障害の労災認定基準を改正しました(厚生労働省)

労災は労働者の安全を守るために労働基準法で規定されており、労働者が被害を受けた場合、労災保険から治療費休業補償障害年金が支給されます。労働者と雇用者の双方が安全対策を講じ、労災のリスクを最小限にすることが求められます。

労災が起こった場合の対処法

まずは病院に運ばれる際の流れです。

重要な点としては、どこに運ばれるかになります。
状態にもよりますが、入院する場合はお見舞いに来る人の事を考えて、なるべく自宅の近くに入院できるように救急隊員に伝えましょう。

救急隊員は基本的に事故発生現場の近くから来てくれますが、出動した近辺での病院との連携は取れますが、離れている場合は全く無知となります。

私の場合は、来てくれた救急隊員が怪我を写真に撮り、連携している病院に一括送信し対応出きるかを電話で確認していました。
結果は3件に確認の電話をし2件とも断られた時点で、私がお願いしていた病院に行く事になりました。
(残りの1件は移動中に断られました)


私の場合は、救急車で運ばれている最中にメールで報告し、怪我の内容と運ばれる病院名と入院になる事や今後の家での対応すべき事などを伝えて、来てもらえるようにお願いしました。

手術後の対応

手術では医師にお願いし、あとは祈るぐらいしかやる事はありませんが、術後は状態によってはナースルームに近い集中看護室に運ばれます。
(個室の場合が多いかと思います)

※入院が決まった際は、個室か大部屋かを聞かれますが、個室を希望した際は個室費用に関しては別途費用が掛かります(1日/1万程になります)

集中看護の場合は、病院都合の為個室費用は掛かりませんが、病院と怪我の状況によっては大部屋となります。

その際、病院によっては携帯電話が使える場合やWIHIが使える病院もあります。
また、決まった場所での携帯電話の使用が許可されている場合もありますので、看護師に確認してみるといいかと思います。

ただし、絶対に医師の指示には従い、怪我の治療を最優先してください。
今後を考えれば、今の治療によっては今後の人生に大きな違いが出てきます。

入院で必要な物

さぁここからが重要です!

実際に入院となると必要な物や対応が多くあります。

まずはあると便利なものです。

携帯の充電器 
これは意外と重要な事ですが、コンセントは限られているので出来るだけ多くさせるタイプがお勧めです。
携帯の充電以外でも扇風機などの充電にも分けて使えるタイプがお勧めです。

延長コード
基本的に病院でのコンセントの位置は壁面にある事が多い為ベッドで使用するには若干遠い場合があります。
余裕をもって少し長めの物を選んでおく事で余裕をもって使えるでしょうし、余った長さで手すりに結んで止めておくことも出来ます。

携帯を固定できるホルダー
私の場合は首掛けタイプを使用しましたがとても便利でした。
何より、自在に形を変える事が出来るので、症状に合わせてあなたの使いやすい形に変えたりベッドの手すりに引っ掛ける事も可能になります。

フリスク  

入院中の気の紛らわし用です。私はベッドで絶対安静&完全固定だったので、やれる事が限られていた為、ちょっとした気分転換と医師や看護師さんへのエチケットとして食べていました。(食べていいかは確認してくださいね)

ハンディー扇風機 
暑い時期の入院にはあるとかなり便利です。基本的に空調は効いていると思いますが、大部屋になった際や窓側のベッドになった際には個々に設定温度を変えれない為、神様のような存在になると思います。
また、病院では動けない為なんとなく寝付けない時にも、一旦涼しくしてからだと意外と寝やすくなります。

携帯用イヤホン https://amzn.to/4d5CZVd
これは必需品になりますね。周囲の方が寝てしまっている際にも気にせず動画を見れますし、何より病院は21時消灯になっている場合が多く「そんなに早くは寝れない」という私には必需品です。
注意点としては必ず両耳のイヤホンが繋がっているタイプの物にしてください。ベットで安静となった場合外れた時に見つけるのは至難の業となりますし、
探す際に怪我の負担となる可能性があります。これは本当に苦労すると思います。

ペットボトル ストローキャップ 
わしゃ子供じゃないぞ!と言われるかもしれませんが、意外といい仕事をしました。
私の場合、手を怪我したのでペットボトルのキャップは強敵でした…
そんな時に片手で開けれて飲めるストローキャップがとても便利だったので、同じような症状の方にはお勧めですね。

Kindle Unlimited 
Amazonで200万冊の本が読み放題です。意外な事ですが、動画ばかり見ていると疲れてしまいます。
そんな時にはかなりお勧めです。出来れば神の書籍がいいのですがかさばるのでこちらをお勧めします。


以上があってとても便利だった入院グッズです。
多分これらが無ければかなりストレスが溜まっていたでしょうね。

病院で揃えられる身の回り品

こちらは病院でそろえる事が可能な品目になります。

この辺の物はアメニティセットとして入院した初日から借りる事が出来ます。

一応レンタル品と言われますが、ティッシュと歯磨きセットに関しては消耗品となり解約すればもらえます。
もちろん解約は日割りでしたが、その為には着替えやタオルが必要ですし、もちろん洗濯が出来ないといけません。

ただし、個人的には最初はレンタルしないと対応が出来ないと思います。
私の場合は怪我した個所の保温のためにバスタオルを常に7枚程使用していましたの)、さすがに即日の対応は無理でしたね。
(右腕がバスタオルを巻き過ぎてタケノコのようになっていました)

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労災保険について

ここからは、保険制度の流れをお話しします。

1.療養補償給付
労働災害による傷病の治療に必要な費用が全額支給されます

2.休業補償給付
休業4日目から、給付基礎日額の60%が支給されます

3.休業特別支給金
休業補償給付に加えて、給付基礎日額の20%が特別支給金として支給されます

これにより、労働者は合計で給付基礎日額の80%に相当する額を受け取ることができます。つまり、休業1日につき

の合計が支給されることになります。また、以下の点も重要です。

4.障害補償給付
労働災害により障害が残った場合、障害の程度に応じて年金または一時金が支給されます。障害等級1級から7級までは年金、8級から14級までは一時金となります

5.傷病補償年金
療養開始後1年6ヶ月を経過しても治癒せず、障害の程度が傷病等級に該当する場合に支給されます

6.介護補償給付
一定の障害により常時または随時介護を必要とする状態にある場合に支給されます

労災保険の給付額は、労災発生日前3か月間の賃金総額 ÷ 3か月間の暦日数となります。

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必要な手続き

入院~入院後に必要となってくる手続き一覧です。

手続き表

タイミング企業側の手続き被保険者側の手続き
事故発生後事故の報告を労働基準監督署に行う。
労働者死傷病報告書を作成・提出する。
速やかに上司に報告し、労災手続きの準備を行う。
入院前入院先の病院に労災保険の使用を連絡。
必要な書類(療養給付請求書など)を労働者に提供。
療養給付請求書を病院に提出する。
必要に応じて休業給付請求書を作成し、医師の診断書を添付して労働基準監督署に提出。
(基本的には多くの企業の場合は企業側が対応します。)
入院中労災保険の手続きを継続してサポート。
この時期には監督署からの監査が入ります。
診療内容の確認を行う。 労災保険の適用範囲で診療を受ける。
退院後労災手続きの進行状況を確認し、労働者に必要な情報を提供。休業補償給付継続請求書を提出する。書類に関しては企業から送られてきた書類を、病院に提出し、記載された内容に振込先を記載し、企業に提出します。
後遺障害がある場合、障害給付請求書を提出する。(市役所等)
(注1)
提訴の準備
労働基準監督署と連携し、事故の再発防止策を検討。
法的手続きに備えて必要な資料を整理。
証拠の収集を行う。 労災に詳しい弁護士に相談する 裁判所に訴状を提出する。
※提訴する場合は、出来るだけ転職先を確保してから行う。
(訴えた会社に居続けるのは、鉄より硬いハートが必要ですしね)
職場復帰準備職場復帰のタイミングや業務内容の調整。
リハビリテーションに関するサポート。
被保険者の通院は
必要に応じてリハビリを受ける。
職場復帰に備えて職場と連絡を取り合う。
その他事故の再発防止策を見直し、実施
労働者への心理的支援を検討。
必要に応じて心理カウンセリングを受ける。

(注1)もし訴訟を起こされる場合はという事で書きました。 この場合はその後の対応が変わってきます。
訴訟の場合は基本的に医師の診断結果による状態固定と判断されてからの対応となります。

この表は、企業側と被保険者側それぞれが行うべき手続きをタイミングごとに分かりやすく示して見ました。

各段階での具体的な手続きを把握し、適切な対応を行うことが重要です。

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リハビリでの注意点

退院後に最もお世話になるのがリハビリです。
怪我の状態によっては長い間通院する事になります。もちろん自宅から近い病院に転院する事も可能ですが、
症状を理解している病院のが対応が安心できると思います。

ただし、1つだけ覚悟をしてください・・・

安政の為、3週間程固定されていた場合、関節が固まり、関節部分に瘢痕という症状が起こり、関節が曲がりにくくなっている為、リハビリで曲げる際にはかなりの痛みを伴います。
ちなみに私は痛すぎて手足をばたつかせていました…翌日からのリハビリが恐怖でした。

人にもよりますが、効果的な対策は…ありません…期待させてごめんなさい…
気休めとしては、鎮痛剤を飲んでいくぐらいです。

関節拘縮の原因

瘢痕組織の硬化
瘢痕が形成される過程で、コラーゲン繊維が過剰に生成され、硬く密集した組織が作られます。
この硬化した組織が関節周囲に広がることで、関節の可動域が制限されます。

炎症と腫れ
傷が治癒する過程で起こる炎症反応により、関節周囲が腫れたり硬くなったりします。
この状態が長期間続くと、瘢痕が形成されやすくなり、拘縮が起こります。

治癒過程での不動
怪我や手術後の治癒期間中に関節を動かさないと、瘢痕組織が硬化し、関節の動きを妨げることがあります。

怪我をされた方へ

労災は業務上で負ってしまった怪我や精神障害となります。
多くの人は私は大丈夫だと思っていますが、いつ自分がそうなるかは分かりません。

労災に合わない事が一番ですが、もし自分や周りの方がなってしまった場合はこの記事が参考になればと思います。

また、もし労災に合ってしまわれた方は、まずは安静にしなるべく良い状態に回復できる事を祈ります。
私自身も労災に合い右手の指を無くしましたが、今ではこの記事が書けるほどに回復しました。
最初は心がとても辛い状態になりますが、それでもできる事は必ずあります!

まずはしっかりと療養し、時間をかけてゆっくりでいいので自身のできる事を考えてみましょう。
もし、考えるのが辛い場合は、今はまだ考えるべき時ではないので落ち着いて療養に専念をし、嫌な考えから距離を取って自分の好きな事をしましょう。
私も辛いときは窓からの景色や動画を見てすごしました。

もしかしたら、今がターニングポイントかもしれませんから前向きに考えて、なりたい将来を想像してみませんか?

私が退院後に作った繊細さんに向けたさいとです。
良かったら、見てやってください。↓↓↓


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